次に紹介するのは、当座貸越です。

当座貸越も、割引手形や手形貸付と同様に、1年未満の短期の貸付
ということになります。
この当座貸越というのは、最初に紹介した2つとは異なり、
手形は関係ありません。
ここで利用するのは、当座貸越というからには、
当座預金口座を利用します。
一般人からすると、あまりなじみがない当座貸越ですが、
ここで例を挙げましょう。
われわれが通常使っているのは、普通の総合口座通帳です。
その通帳には、定期預金の欄も一緒についている場合があります。

この定期預金に預金を預けていると、残高を越えて借りられる
というものです。
当座貸越の場合は、当座預金口座に枠を設けて、
その枠内ではいくらでもお金を借りられるというものです。
何だかとても濡れ手で粟のような融資です。
貸越専用の「当座貸越枠勘定」というのを設定して、
そこからキャッシュカードで融資を受けるものもあります。
もちろん金利はありますが、前述した2つと異なり、
毎月返済するとか言う決まりはありません。
銀行の決算時に、金利を元に利息が口座から差し引かれていきます。

これは、最も審査基準が厳しくなっています。
金利だけ払うという決まり以外は特にないのですから、
借り手にとっては魅力的な融資です。

逆に、銀行からすると、最も注意しなければならない融資です。



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